まさに大きな時代のうねりの中で「街」では様々なことが起こっています。
かつての街の中心商店街が“シャッター通り”と揶揄されるように衰退している。
「まちおこし」が社会問題として取り上げられ、各地で様々な取り組みが行われ、多額の国家資金も 投入されているものの、なかなか成果が現れていない。
大型SCが古くからの商店を蹴散らすように町の中心に出店しながら、企業の都合で退店し、街が空洞化 してしまい地域の衰退を招いている。
マスコミの注目を浴びて開店した大型SC(ショッピングセンター)が、2~3年で閑古鳥が鳴いている・・・。
では、こうした問題はどうして起こるのでしょうか。
それぞれ複雑な背景があり、その原因を簡単に論ずることは難しいですが、最も大きな要因は 「激しい環境の変化への対応がなされていない」 と言えるのではないでしょうか。 さらに、商業施設をはじめとする不動産の新規開発やリニューアル(活性化対策)について考えますと、
- 事業主体が現場を十分に理解していないで計画を進めてしまう。
- 事業の推進にあたり、不動産の総合プロデュースをする能力の無いコンサルタントに事業の判断を 委ねてしまう。
- すべてがハード優先で計画が進展し、重要なソフト面が軽視される。
- 専門家と称する人々が、十数年前の知識と経験に基づいて時代にマッチしないことを提案し、 推し進めてしまう。
など、当初から十分な成果が出ないと思われる枠組みで計画が進行している事例が多く見受けられます。
そこで、K-PROJECT(かがやきプロジェクト)では、プロ集団がそれぞれの知識を結合させて、 従来とは全く異なる視点で「まちおこし」に挑戦します。
「まちおこし」は街単位のプロジェクトに限定するものではなく、SCの活性化、ビルのコンバージョン計画、街の公園や公共施設の再活用、街のまつりの復活・・・など、幅広く捉えたいと考えます。
石原 和幸 生花を学び、長崎にて花店「風花」を開業。後に英国で開かれる「チェルシー・フラワーショー」ガーデニング部門において、エリザベス女王から3年連続(2006、2007、2008)で金メダルを受賞するという世界初の快挙を達成。 |
岩橋 庸夫 ハウステンボスの「光の宮殿」、尾道の日立造船所巨大クレーンのライトアップ等、 光の演出家。 |
大西 直良 旧・東京海上火災保険株式会社の不動産部長を経てセイコー電子工業へ。工場跡地に「サンストリート」を開発し経営に従事。多くの賑わいと集客を実現。 |
奥平 与人 その他、社団法人日本商環境設計協会の副理事など。元鹿島建設設計部長。有期限建築の提唱者。 |
柘植 道治 代表カリフォルニア州立大学(UCLA)大学院卒。 |
藤山 正道 SCアカデミー主任教授。多くの再開発ビルやSC「晴海トリトン」、 「デックスビーチ」、「岸和田カンカン」etc.の開発に従事。 |
松本 一起 ミリオンセラーを含む3,000曲もの作詞を手がけた日本を代表する作詞家。電通を経て作詞家へ。オペラ脚本、執筆活動、書道、アーティスト育成、 プロデュースなど多才。 |